Q. 骨粗鬆症のお薬で顎骨壊死になる確率はどのくらいですか?
骨粗鬆症の治療量では、10万人あたり1年間に約23人と、まれです。飲み薬タイプのビスフォスフォネートではさらに低いとされています。がん治療で使われる高用量とは大きく異なるので、分けて考えてください。
Q. 歯医者さんに行っても大丈夫ですか?
はい。定期的に歯科を受診すること自体が予防になります。受診の際は「骨粗鬆症のお薬を使っています」と伝えてください。虫歯の治療やクリーニングなどの一般的な歯科処置は通常どおり受けられます。抜歯やインプラントなどの外科的処置が必要な場合は、歯科医と主治医が連携して対応します。
Q. 抜歯が必要な場合、お薬を休む必要がありますか?
2023年の学会ポジションペーパーでは、通常量のビスフォスフォネートでは抜歯の際にお薬を休む必要は原則としてない、との見解が示されています。ただし、最終的な判断はケースごとに歯科医と主治医が相談して決めるので、歯科医の指示に従ってください。
Q. お薬を何年も飲んでいますが、非定型大腿骨骨折が心配です。
主治医は治療期間や骨密度の推移を定期的に確認し、休薬が必要かどうかも含めて判断しています。気になる場合は、次の受診で「休薬について相談したい」と伝えてみてください。
Q. 太ももの痛みがあります。非定型大腿骨骨折でしょうか?
太ももの痛みは、筋肉の疲れや関節の問題など、ほかの原因で起きることも多く、非定型大腿骨骨折とは限りません。ただ、骨吸収抑制薬を使用中で、原因のわからない太ももの痛みが続く場合は、念のため主治医にお伝えください。レントゲンやMRIなどの検査で確認できます。
Q. この副作用が怖いので、お薬をやめたいのですが。
骨粗鬆症を放置した場合の骨折リスクは、これらのまれな副作用のリスクよりもはるかに大きいとされています。お薬に不安がある場合は、自己判断でやめずに主治医にご相談ください。お薬の種類を変えたり、治療計画を見直したりすることもできます。